韓国新人劇作家シリーズ第2弾(2013)

新人賞を受賞した韓国人劇作家の戯曲から
現代社会の病を描く3作品を選び抜き、1公演につき2作品ずつ上演いたします。
韓国現代社会が抱える問題は、日本現代社会の問題と
たくさんの共通点を持っています。
今回上演する3本の作品は、現実にはあり得ない物語でありながら、
現代社会が抱える闇をするどく見つめるまなざしにつらぬかれています。
いま、私たちはどんな場所に立っているのか。
韓国新人劇作家たちの想像力の翼を借りて、見つけてみたい。

韓国新人劇作家シリーズ第二弾

想像力の窓からながめる 現代社会の<病>-

イ・シウォン作/李知映翻訳/荒川貴代演出/『変身』

ホ・ジンウォン作/金世一翻訳/鈴木アツト演出/『罠』

キム・ヒョンジョン作/金世一翻訳・演出/『ピクニック』

2013年11月27日(水)~12月1日(日)

11/27(水)15:00 ピクニック/変身 アフタートークあり
11/28(木)20:00 罠/変身
11/28(木)15:00 ピクニック/罠 アフタートークあり
11/28(木)20:00 ピクニック/変身
11/29(金)15:00 罠/変身 アフタートークあり
11/29(金)20:00 ピクニック/罠
11/30(土)15:00 ピクニック/変身
11/30(土)20:00 罠/変身
12/1(日)13:00 ピクニック/罠
12/1(日)17:00 ピクニック/罠/変身

  • 変身・・・ソウルでは、人がモノに変身する現象が広がっている。中央変身対策管理本部が置かれ、変身したモノ達を安全に保護し、家族の元に届ける業務を行っている。
    その日、対策本部を訪れた男は、自分の家を探してほしいと言う。変身し元の姿に戻ったら、家族がいなくなってしまっていた。
    調査員と共に、男は記憶をたどる―

出演:坂本容志枝 鈴木みらの 功刀達哉 李潤姫 近童弐吉

  • 罠・・・閉店時間の近づいたデジタルカメラの販売店。一人の客が入ってきて、昨日ここで買ったカメラの交換を求める。 消費者及び善良な市民としての権利を、強引に主張する客と、その酷いわがままに手を焼く販売員。商品の交換をめぐる攻防は、やがて、条理と不条理を行き交いながら混迷を極めていく。ついには、警察官まで呼び出され、客VS販売員と警察官の熾烈な闘いが、際限なくエスカレートしてゆく―この戦いの勝者は誰?

出演:本家徳久 保亜美 加藤亮佑 広田豹(ブルバキ・プリュス)

  • ピクニック・・・ アルツハイマーの母親と一緒に暮らす女。女は母親の介護中に、幼い自分の娘を亡くしてしまった。女の一生は、母親からの見えない抑圧によってからめとられている。娘を亡くした恨みごとさえうまく言えない女は、老いた母と、母のアルツハイマーと戦い続ける。二人の女の対立。究極の緊張感漂う二人芝居。

出演:久保庭尚子 生井みづき

料金:前売3,000円 当日3,500円 (全席自由)

場所:タイニイアリス(東京都新宿区新宿2-13-6-B1 tel:03-3354-7307)

チケットご予約こちらから  お申し込みは終了させていただきました。ありがとうございました

E-mail■info@mozukikaku.com  tel■090-9282-8728(10:00~17:00)

 


作者プロフィール

イ・シウォン『変身』
1973年生まれ。ソウル芸術大学の文芸創作科、及び建国大ドイツ語ドイツ文学科卒業。ミョンジ大学校大学院文芸創作科修了。2005年、『緑茶庭園』で第七回玉浪戯曲賞自由素材部門最優秀賞。2009年、『わが演劇創り』選定(劇団小さき神話)。2010年、『変身』でソウル新聞新春文芸戯曲部門受賞。2011年、公演芸術インキューべーティング事業 戯曲作家部門選定。

ホ・ジンウォン『罠』
1974年生まれ。ソウル大学劇作科卒業。韓国放送通信大学国語国文科卒業。パリの団体アトリエMOJIや、韓国の団体ムコロなどに所属し、作品を発表している。2012年、『罠』でソウル新聞新春文芸戯曲部門受賞。

キム・ヒョジョン『ピクニック』
1981年生まれ。中央大学文芸創作科、修士課程修了。
2012年 『ピクニック』で、アジア日報新春文芸戯曲部門受賞。