韓国新人劇作家シリーズ第3弾(2015)

韓国新人劇作家シリーズ第三弾
〜空想の中に渦巻く、現代の生<リアル>〜

2015年3月18日(水) 〜3月23日(月) 新宿タイニイアリスにて

今年もやります…!
韓国・新春文芸戯曲部門受賞作より選り抜きの短篇を、いち早く日本語で紹介するシリーズ。
第3弾となる今回は、「空想の中に渦巻く、現代の生<リアル>」をテーマに、最新・2013年の受賞短編3作を回替わりで上演。妄想、寓話、ネットやゲームの中に、ときに現実を上回る喜びや痛みを見出す現代の一面を描き出します。
上演後には、作者・翻訳者を交え、アフタートークを開催予定。ご期待ください!

●2013年韓国日報新春文芸戯曲部門受賞『童話憧憬』
お菓子の家に住む老人の元で子どもは働いている。子どもの妹はどこへ行ったの? 童話的な人物が紡ぐ秘密と記憶の物語。
●2013年朝鮮日報新春文芸戯曲部門受賞『憂鬱郡悲し村老い里』
老人だけが住む見捨てられた村。ここで起きたある事件の真相を追う刑事。被害女性と、加害者とされる老人の証言は食い違っていて―。
●2013年ソウル新聞新春文芸戯曲部門受賞『とんでもない同居』
お金もないのに、値上がりする家賃。なんとか暮らしていくためにとび出した、とんでもない解決策とは―!?

日 時


※3月6日、正式な上演順が決定しました!
本ページにて以前お知らせしていた情報、チラシ掲載の情報とは異なりますのでご注意ください。

3月18日(水) 19:00
… 『童話憧憬』 / 『とんでもない同居』 / アフタートーク: とんでもない同居について
3月19日(木) 14:00
… 『童話憧憬』 / 『とんでもない同居』 / 『憂鬱郡悲し村老い里』
3月19日(木) 19:00
… 『童話憧憬』 / 『とんでもない同居』 / アフタートーク: 童話憧憬について
3月20日(金) 14:00
… 『童話憧憬』 / 『とんでもない同居』 / 『憂鬱郡悲し村老い里』
3月20日(金) 19:00
… 『童話憧憬』 / 『憂鬱郡悲し村老い里』 / アフタートーク: 韓国演劇事情について
3月21日(土) 14:00
…『憂鬱郡悲し村老い里』 / 『とんでもない同居』 / アフタートーク: 憂鬱郡悲し村老い里について
3月21日(土) 18:00
… 『童話憧憬』 / 『憂鬱郡悲し村老い里』 / 『とんでもない同居』
3月22日(日) 14:00
… 『童話憧憬』 / 『憂鬱郡悲し村老い里』
3月22日(日) 18:00
… 『憂鬱郡悲し村老い里』 / 『とんでもない同居』
3月23日(月) 14:00
… 『童話憧憬』 / 『憂鬱郡悲し村老い里』 / 『とんでもない同居』

※上演時間は、1作品につき50分前後を予定。合間に約10分の休憩を挟みます。

※アフタートークには、戯曲の作者が日替わりで来日します。
○18日(水)夜 終演後 「とんでもない同居について」
… キム・セイル(“韓国新人劇作家シリーズ”コーディネーター) 、吉村ゆう(“同居”演出家)
○19日(木)夜 終演後「童話憧憬について」
… キム・ソンジェ(“童話”作者)、中塚絵美子(“同居”訳者)、荒川貴代(“童話”演出家)
○20日(金)夜 終演後「韓国演劇事情について」
… キム・ソンジェ(“童話”作者)、イ・ミギョン(“憂鬱”作者) 、キム・セイル(“韓国新人劇作家シリーズ コーディネーター”) 、中塚絵美子(“同居”訳者)
○21日(土)昼 終演後「憂鬱郡悲し村老い里について」
… イ・ミギョン(“憂鬱”作者)、キム・セイル(“韓国新人劇作家シリーズ”コーディネーター) 、鈴木アツト(“憂鬱”演出家)

公 演 概 要


韓国新人劇作家シリーズとは
韓国では、毎年「新春文芸」と冠し、新聞社や劇作家協会が新作を募集しています。若手登竜門であるこの賞の戯曲部門受賞作をいち早く日本に紹介するのが、『韓国新人劇作家シリーズ』です。
本シリーズのねらいは、将来の韓国演劇を担う才能を紹介し、お客様と共に日韓の演劇の未来を考えること、また、受賞作に通底する“社会を鋭く見つめる視点”を通して、現代社会の抱える問題をお客様と共有することにあります。

今回のテーマ
第3弾となる今回は、「空想の中に渦巻く、現代の生<リアル>」をテーマに、2013年の受賞短編3作を上演。妄想、寓話、ネットやゲームの中に、時に現実を上回る喜びや痛みを見出す現代の一面を描き出します。

新春文芸とは
韓国では、毎年「新春文芸」と冠し、各新聞社が新作を募集し、元旦に小説、詩歌、児童文学、戯曲の大賞が各社から発表されます。さらに戯曲は受賞作品が同年の秋に著名な演出家の演出で上演され、劇作家への登竜門として人気が高く、毎年二千を越える応募があります。今日、韓国で活躍する劇作家のほとんどは、この「新春文芸」受賞者です。

作 品 紹 介


『童話憧憬』
2013年韓国日報新春文芸戯曲部門受賞
《作》  キム・ソンジェ(1967年生まれ・男性)
《訳》  金世一
《演出》 荒川貴代
《出演》 功刀達哉、坂本容志枝
「僕は痛くない。大丈夫。それが僕の二つめの秘密。一つめの秘密は…あとで言ってあげる」
童話的な人物と事件を通じて不条理な世界の根源と孤独を詩的に洞察する力に優れている。簡単に解釈されることを牽制しながらも緊張感をもって劇を進める構成も魅力的だ。(審査評より)

『憂鬱郡悲し村老い里』
2013年朝鮮日報新春文芸戯曲部門受賞
《作》  イ・ミギョン(女性)
《訳》  李知映
《演出》 鈴木アツト  /  演出助手: 山村茉梨乃
《出演》 板野正輝、柴田あさみ、氷室幸夫、本家徳久
老人は、七十前後にも関わらず髪の毛が真っ白だった。
妻を十二年前に亡くし、過疎の村で一人暮らしていたその老人はある事件に巻き込まれ、今、街の警察署で若い刑事から取り調べを受けている。
久し振りにお喋り相手を得た老人の話は止まらない。苦笑いする刑事。
だが、その言葉の洪水の先には意外な真実が待ち受けていた。

『とんでもない同居』
2013年ソウル新聞新春文芸戯曲部門受賞
《作》  イム・ウンジョン(1976年生まれ・女性)
《訳》  中塚絵美子
《演出》 吉村ゆう
《出演》 加藤亮佑、清水ひろみ、白玉さゆり、生井みづき、吉田俊大、ほか日替わりゲスト1名
韓国の賃貸事情には、2つのスタイルがあります。
1) チョンセ - 保証金を払って月々の家賃を払わない。
(保証金で家主が資金運営。日本円で1千万~以上はザラです)
2) ウォルセ - 保証金の金額を少なくして月々の家賃を払う。
(500~600万円の保証金で、月々の支払いが2~3万円です)
この苦しい住宅事情を奇抜な発想によって乗り切ろうとした人々の
可笑しくも悲しい物語!それが「とんでもない同居」です。
果たしてそのとんでもない結末は・・・。

会 場


タイニイアリス
※本公演は、アリスフェスティバル2015に参加しています
東京都新宿区新宿2-13-6 B1 tel:03-3354-7307


チ ケ ッ ト


お得な前売チケット発売中
全席自由・前売3000円/当日3500円

ク レ ジ ッ ト


舞台監督:   宇田川大介(劇団伍季風~monsoon~)
照明:     川村孝志(ライティングユニオン)
音響操作:   伊藤貴史
宣伝画:    吉村真歩
宣伝デザイン: 石田勝明
制作事務:   久保庭尚子 中村緑
制作協力:   Real Heaven
コーディネーター: SEAMI project
企画: タイニイアリス
協力: 世 amI 劇団印象‐indian elephant‐ 明治座アートクリエイト テアトル・エコー (株)T-ZONE 劇団ミックスドッグス Seil’s Academy in Japan
制作・主催:  モズ企画
助成:  アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
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